実は、野球とゴルフのスイングは共通点があります。
僕としては、ゴルフスイングが出来ればバッティングが上達するという考えを持っています。
今回はバッティングに悩む野球選手に知ってほしい、ゴルフスイングから学べることを解説していきます。
ゴルフスイングが出来れば、野球のスイングにも活きる
ゴルフスイングは、野球に比べると並進運動は小さめです。
その分、地面反力を最大限使わなければ上手くスイングが出来ません。
ゴルフスイングと野球スイングの比較画像
この地面反力こそ、野球のスイングでも最大限使う必要があります。
地面反力を使う感覚が無い選手は、必要以上にステップを大きく取ったり、腕力に頼って振ろうとしてしまいます。
でも、上手く地面からの力を使えるようになれば、無駄な力みも減り、ボールへのコンタクト精度も高くなります。
ですので、ゴルフスイングにおける力の使い方は野球選手も学ぶべきなのです。
ゴルフスイングが上手く出来ない人は
でも、上手くゴルフスイングが出来ない人の方が多いはず。
ゴルフスイングは、胸周りの柔軟性と、体幹の強さが無ければ難しい動作です。
身体をちいさく使って末端を加速させるイメージは、体幹などを細かく使えるフィジカルがないと中々分かりません。
特に胸まわりが硬くなってしまって動かない選手は多いので、まずはストレッチなどを実施して動かせるようにしましょう。
以下は、胸まわりを動かせるようにするためのメニューの一部です。
自分は少し硬い気がする…という方は是非取り組んでみてください。
両脚閉じスイング
地面反力を上手く使うためのドリルとして、脚閉じスイングがあります。
両脚を閉じてスイングをさせるというシンプルな練習ですが、体幹を使って力を伝える練習が出来ます。
特に、体幹の柔軟性が足りない選手は物凄く難しく感じるはず。
おそらく初めはこねるようなスイングになるのでは無いでしょうか。
そうなってしまう理由は、胸が回らないために回転が止まり、バットヘッドが早く走ってしまうからです。
適切に胸を動かせるようになるだけでも変わりますので、継続して取り組むことが大切です。
今より圧倒的に上達したい(させたい)なら
今回は、ゴルフスイングと野球のスイングについて見てきました。
野球の指導をする際は技術論ばかりに目がいってしまいがちですが、それだと本質的な動作改善やパフォーマンスアップには繋がりません。
いわゆるセンスのいい選手は、身体操作が優れています。
彼らが野球だけじゃなく、そのほかの競技をやらせても上手くこなせるようになるのは、そもそも身体が整っているからです。
もし、今あなたが野球が上達せず悩んでいるのであれば、優先順位を見直してみる必要があるのかもしれません。
二神幹アスリート研究所では、野球選手のパフォーマンスアップのお手伝いをしています。
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