バッティングで力まないようにするための秘訣!

バッティングにおいて、力みは大敵です。

 

どれだけ練習で上手く出来る選手でも、試合で力んでしまえば本来のパフォーマンスは発揮できません。

 

今回は、身体運動学やトレーニング学に精通し、自らも高いパフォーマンスを実現できるプロトレーナーである二神が、バッティングで力まないための考え方をお伝えします。

 

二神幹の自己紹介。二神幹アスリート研究所代表。運動学、トレーニング学に精通。力の伝え方にフォーカスした独自のトレーニングで、自らも高いパフォーマンスを発揮できるプロトレーナー

 

 

呼吸をコントロールする

力んでしまう選手に対して、比較的手軽に出来る指導としては「呼吸」があります。

私たち人間は、息を吸うと交感神経が優位になり、力も入りやすくなります。

 

逆に、息を吐く時は副交感神経が優位になり、リラックス状態を作れます。

息を吸うと強い力を発揮できるからと、思いっきり息を吸ったり、息を止めて体重移動をする子供がいますが、まさに力みの元。

 

実際、思いっきり息を吸うと、胸まわりの動きが悪くなるのが分かるかと思います。

ですので、体重移動は「す〜っ」と息を吐きながら行うことを試してみてください。

 

 

身体を整える【根本解決】

呼吸だけではどうしようもない事もあります。

そもそも、柔軟性が不足していたりすると力みやすくなります。

 

動きの観点からみると、体幹主導ができない選手も力みやすいです。

体幹主導ができないとは、つまり腕力に頼るしかない状態。

 

体幹部の柔軟性、筋力が不足してバランスが崩れると、身体の中心から外へ力を発揮していく感覚が分かりません。

 

そうなると、いくら「力を抜け」とか「腕を脱力して振れ」と言っても、どうしようもないのです。

 

 

 

身体が整っていない場合の対策

体幹主導のバッティングを身につけるためには、体幹部が動かなければなりません。

ですので、体幹を動かすストレッチを取り入れることになります。

 

加えて、腹横筋などのコアの筋肉も使えるようにしたいので、同時にドローインの練習もさせたいところ。

 

ここまで書いておいてアレですが、結局、選手一人一人の感覚に頼らなければならない面もあります。

ですので「これをやれば大丈夫!」というものはありません。

 

とはいえ、ただ「力を抜け」とか「ひたすら振らせて、疲れて力が抜けるのを待つ」といった半ば投げやりな練習をさせるのは肯定できません。

 

指導者自身が身体について勉強をして、選手と一緒に成長をしていく気持ちがあれば、自ずと良くなっていくものだと僕は考えます。

 

 

動作改善なら二神幹アスリート研究所へ

二神幹アスリート研究所では、野球選手のパフォーマンスアップのお手伝いをしています。

僕のインスタグラムではあなたの ”自分史上最高” を引き出すトレーニング方法などを発信していますので、気になる方はぜひフォローをお願いします! ↓↓↓

おすすめの記事